2011年11月25日金曜日

ソースの入手と再ビルド ~ Ubuntu 編

お疲れ様です、サイオス 那賀です。

先日のエントリで、RPM 系ディストリビューションにおけるソースの入手とビルド方法には触れましたので、今度は簡単に、Debian 系ということで Ubuntu 上でのビルドをしてみます。なお、私も RPM を主戦場としておりまして、Debian 系の習熟度は普通のシスアド程度なのですが、やはりイザという時にソースの入手やビルド程度できねばなるまいと思いまして、あえてメモ書き程度に記しておきます。

まずは、パッケージビルドをするためのツールを含む "dpkg-dev" をインストールします。そして、後で Bash のビルドを試しますので、依存パッケージをインストールしておきます。

root@queen:~# aptitude install dpkg-dev
root@queen:~# aptitude build-dep bash

以降は一般ユーザで行います。apt-get で source を入手できます。

nonpriv@queen:~$ mkdir -p ~/deb/
nonpriv@queen:~$ cd ~/deb/
nonpriv@queen:~/deb$ apt-get source bash
(中略)
nonpriv@queen:~/deb$ ls -l
total 4016
drwxr-xr-x 3 nonpriv nonpriv    4096 2011-XX-XX 14:36 bash-4.1
-rw-r--r-- 1 nonpriv nonpriv   87125 2010-08-11 05:05 bash_4.1-2ubuntu4.diff.gz
-rw-r--r-- 1 nonpriv nonpriv    1296 2010-08-11 05:05 bash_4.1-2ubuntu4.dsc
-rw-r--r-- 1 nonpriv nonpriv 4013077 2010-01-05 04:10 bash_4.1.orig.tar.gz

RPM のビルドが手続き的なのに対して、ダウンロードしてきた "bash-4.1/" ディレクトリの中を見て分かるとおり、Debian のビルドは、元のビルドシステムを生かしつつ、そこへラッパーを被せているようなノリがあります。うまく言えないけれど、そんな感じです。

ここで deb パッケージを作成するだけであれば、下記で充分です。

nonpriv@queen:~/deb/bash-4.1$ dpkg-buildpackage

右記をひととおり読めば、誰でも deb ソースパッケージの操作、作成はできるようになると思います → 「Debian 新メンテナーガイド」。SPEC ファイル書き方講座の決定版とも言える「Maximum RPM」が 10 年以上もそのままなのに比べると、Debian プロジェクトはきちんとしているなぁと思わざるを得ません。

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