2012年2月16日木曜日

連載「ZFS on Linux」第1回~ZFS on Linux のインストール~

サイオステクノロジー 鎌田です。お久しぶりです。

当ブログの連載記事としては、既に2名の方が libvirt と OS コマンドの解説で執筆されていますが、私は個人的に興味のある ZFS を Linux で使える ZFS on Linux に照準を当てたいと思います。

ZFS on Linux に関しては既に様々な情報がありますが、なぜあえて今やりたいのかと申しますと、私個人としては FreeBSD が好きであることと、FreeBSD が ZFS をネイティブ実装していて興味があることと、ZFS って名前だけよく聞くけど結局よくわかっていない、という理由でせっかくなので連載記事として追っていこうと思い立ったことが始まりです。

そういうわけでして、あまり詳しい情報を記載できるという保証ができないのですが、検証記録的なノリでぜひご覧いただければと思っています。それでは、第1回目として ZFS on Linux のインストールから始めたいと思います。

環境

今回の連載で使用する検証用の環境は次の通りです。

  • CentOS 6.2 (x86_64) : 最小インストール
  • ZFS on Linux 0.6.0-rc6

インストール手順

次に、インストール手順です。

  1. ZFS on Linux のサイトから、以下の2つのファイルをダウンロードします。

    • spl-0.6.0-rc6.tar.gz
    • zfs-0.6.0-rc6.tar.gz
  2. 上記2つをコンパイルし、RPM 化するために必要なパッケージをインストールします。yum コマンドを使ってさくっと入れちゃいましょう。

    # yum groupinstall "Development Tools"
    # yum install zlib-devel libuuid-devel libblkid-devel libselinux-devel parted lsscsi
  3. まずは SPL をコンパイルし、インストールします。"make rpm" の部分は結構時間かかります。

    # tar xzvf spl-0.6.0-rc6.tar.gz
    # cd spl-0.6.0-rc6.tar.gz
    # ./configure
    # make rpm
    # rpm -Uvh *.x86_64.rpm
  4. そして ZFS をコンパイルし、インストールします。ここも、"make rpm" の部分に結構時間かかります。

    # tar xzvf zfs-0.6.0-rc6.tar.gz
    # cd zfs-0.6.0-rc6
    # ./configure
    # make rpm
    # rpm -Uvh *.x86_64.rpm
  5. 一旦 OS を再起動し、以下のコマンドを実行すると、ファイルシステムとして ZFS が利用可能になっていることがわかります。

    # cat /proc/filesystems
     :
    nodev   zfs

というわけで、ZFS が利用できる状況になりました。次回は ZFS 領域を作っていろいろさわってみます。

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