2012年6月7日木曜日

クラウド対応満載の Fedora17 リリース!

こんにちは、OSSテクノロジーセンターの原です。

去る 5月29日、待望の Fedora17(Beefy Miracle) がリリースされました。

ここ 2~3年、自宅では Windows は全く使わず Fedora で生活しています。という訳で、早速環境を 17 にアップグレードしました。

なお、通常 Fedora のバージョンをまたいだアップグレードは以下の方法で行いますが、今回はディレクトリ構成が変更され、/usr ディレクトリ下に /bin、/sbin、/lib が配置されるようになった関係もあり、一筋縄ではきません。

# yum --releasever=17 --disableplugin=presto distro-sync

具体的にはファイルシステムの変換が必要になります。

詳しくは公式 Wiki の Upgrading Fedora using yum をご確認ください。

Fedora17 の主な特徴は次のとおりとアナウンスされています。

  • GNOME 3.4 および KDE 4.8
  • OpenStack, Eucalyptus, CloudStack および Open Nebula
  • カラー印刷時の ICC プロファイル、他、色々と改良された GIMP
  • 仮想化環境へのさらなる対応強化

ここで気になるのは、やはり 2個目と 4個目ですね。

Fedora17 では、Cloud 関連がかなり強化されています。以下はリリースノートの引用です。

2.6.1. CloudStack

Fedora 17 は CloudStack パッケージを含みます。これは成熟した Infrastructure as a Service (IaaS) プラットフォームを提供します。

2.6.2. OpenNebula

Fedora 17 は新しく OpenNebula を追加しました。OpenNebula はデータセンター仮想化に適合した IaaS プラットフォームを提供します。環境の管理はコマンドラインまたはグラフィカルインターフェースを通して実行できます。Amazon EC2 the Open Cloud Computing Interface (OCCI) との互換性が含まれます。

2.6.3. OpenStack

Fedora 17 は OpenStack スイートの最新バージョン、コードネーム "Essex" が含まれています。この新しいリリースに含まれるのは、最新バージョンのウェブ管理インターフェース ("Horizon") および仮想ネットワーク ("Quantum") です。AQMP バックエンドに対する RabbitMQ の代替として Qpid が新しく Fedora 17 において使用されます。さらに、複数の仮想ディスク形式をサポートする libguestfs の利用により、Fedora の OpenStack はより柔軟性を提供できます。

2.6.4. Open vSwitch

Fedora 17 は Open vSwitch を含みます。これは仮想マシンにネットワークサービスを提供するために使用されるソフトウェアによるネットワークスイッチです。Open vSwitch は管理しやすくするために OpenFlow をサポートします。

今をトキメク OpenStack、CloudStack、OpenNebula、Open vSwitch どれでも選び放題ですね!

しかも、Fedora で導入された機能は、将来 RHEL に取り込まれる可能性があります。

ということは・・・これからが実に楽しみですね。

もちろん、先日紹介した oVirt に関しても、リポジトリに登録されました。

みなさまもこの機会に、将来 RHEL に取り込まれるであろう機能たちを Fedora を通じて試してみてはいかがでしょうか。

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