2012年10月24日水曜日

webmin ~リモートでサーバ管理~ インストール編

皆様、お久しぶりです。稲垣です。

今回は、webmin についてご紹介していきます。

webmin とは、Web ブラウザからリモート操作して、UNIX/LINUX のシステムの管理を行うことができるソフトウェアです。デフォルトで管理できる項目としては、ユーザー管理、HTTP、FTP、DNS、NFS といった基本的なものから、ログの閲覧やクラスタ関係といったものなど様々です。また、モジュールを追加することにより、さらにたくさんのサービスの管理を行うことができます。

今回の記事では、webmin インストール、主な使用方法についてご紹介します。

  1. webmin のインストール
  2. webmin のインストール方法には 3 つの方法があります。

    • リポジトリを作成して yum コマンドでインストールする
    • パッケージをダウンロードして rpm コマンドでインストールする
    • tar ファイルをダウンロードして解凍し、解凍されたディレクトリ内にある setup スクリプトを実行する

    この 3 つの方法を、以下に説明します。

    • リポジトリを作成して yum コマンドでインストールする方法
    • /etc/yum.repos.d/ 以下にリポジトリファイルを作成します。

      # vim /etc/yum.repos.d/webmin.repo
      
      【webmin.repo 内】
      [Webmin]
      name=Webmin Distribution Neutral
      baseurl=http://download.webmin.com/download/yum
      enabled=1
      

      GPG をインポートします。

      # wget http://www.webmin.com/jcameron-key.asc
      
      # rpm --import jcameron-key.asc
      

      yum コマンドを使用してインストールします。

      # yum install webmin
      

      インストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。

      Webmin install complete. You can now login to https://[ホスト名]:10000/
      
    • パッケージをダウンロードして rpm コマンドでインストールする方法
    • パッケージのダウンロードを行います。

      # wget http://prdownloads.sourceforge.net/webadmin/webmin-1.600-1.noarch.rpm
      

      rpm コマンドを使用してインストールします。

      # rpm -ivh webmin-1.600-1.noarch.rpm
      警告: webmin-1.600-1.noarch.rpm: ヘッダ V3 DSA/SHA1 Signature, key ID 11f63c51: NOKEY
      準備中...                ########################################### [100%]
      Operating system is CentOS Linux
         1:webmin                 ########################################### [100%]
      Webmin install complete. You can now login to http://[ホスト名]:10000/
      as root with your root password.
      
    • setup スクリプトを実行してインストールする方法
    • ファイルをダウンロードします。

      # wget http://prdownloads.sourceforge.net/webadmin/webmin-1.600.tar.gz
      

      ファイルを解凍します。

      # tar zxvf webmin-1.600.tar.gz
      

      解凍されたディレクトリ内の setup スクリプトを実行します。
      インストールはインタラクティブに行われ、質問に回答していくだけでインストールを行うことができます。

      # cd webmin-1.600
      # ./setup.sh
      
      
      [回答する項目]
      
      Config file directory [/etc/webmin]:
      Log file directory [/var/webmin]:
      Full path to perl (default /usr/bin/perl):
      Web server port (default 10000): 
      Login name (default admin):
      Login password:
      Password again:
      Start Webmin at boot time (y/n):
      

      webmin の起動には perl、perl-Net-SSLeay、openssl などのパッケージが必要となります。インストールされていない場合は、適宜インストールを行なってください。
      ちなみにですが、CentOS 6.3 をデスクトップインストールした場合は、デフォルトで perl-Net-SSLeay 以外全てインストール済みでした。

      以上で、webmin のインストールは完了です。

  3. 設定の変更、webmin の起動
  4. webmin の設定を変更するには、 /etc/webmin/miniserv.conf を編集します。
    ここでは、webmin のログファイルの出力先や接続ポートなどを設定することができます。

    ここは自分自身の環境に合わせて、適宜変更してください。

    続いて、webmin を起動します。
    webmin の起動は以下のどちらかのコマンドを使用します。

    # /etc/init.d/webmin start
    
    # service webmin start
    

    これで webmin は起動しました。

    以下のコマンドを実行して、自動起動の設定も確認しておきましょう。

    # chkconfig --list webmin
    webmin          0:off   1:off   2:on    3:on    4:off   5:on    6:off
    

    自動起動の設定が無効になっている場合は、以下のコマンドを実行して有効にしてください。

    # chkconfig webmin on
    
  5. 管理画面にアクセスする
  6. webmin の管理画面は、ブラウザからアクセスします。
    アクセスする URL は、webmin インストール作業の最後に表示されたものです。
    URL は、http://[ホスト名 または IP アドレス]:10000/ となります。

    では、実際にブラウザを使用してアクセスしてみましょう。
    アクセスするとログイン画面が表示されますので、Username を root、Password を root のパスワードと入力します。

    ログインするとこのようなトップページが表示されます。

※ブラウザから接続後に設定するべき項目

  • 言語を日本語に変更する
  • デフォルトの設定では英語ですが、日本語にも対応していますので、日本語のほうが操作しやすい場合は言語を変更します。

    画面左にあるメニューの "Webmin Configuration" をクリックします。

    表示されたメニューの中から "language" を選択し、"Display in language" 項目を Japanese (JA_JP.UTF-8) に変更します。

    その後、画面を更新していただくことで、下記画像のようにメニューが日本語に変わります。

  • SSL 接続に変更する
  • http 接続ではなく https 接続するようにするため、設定を変更をします。
    日本語に変更したときにアクセスした "Webmin configuration" に進み、"SSL Encryption" をクリックします。

    私の場合、デフォルトで SSL 通信する設定になっていたので問題ありませんでしたが、設定されていない場合は、"Enable SSL if available?" 項目を "Yes" に変更し、設定を保存します。

    この設定が完了したら、今後は https で接続します。

今回は以上となります。
次回の投稿では、実際にインストールした webmin を使用してブラウザから管理できる項目についてご紹介していきます。

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