2012年11月26日月曜日

Oracle Linux 第1回 導入編 My Oracle Support 登録 ~ Unbreakable Linux Network 登録まで

こんにちは。サイオステクノロジーの小川です。

弊社では幾つか Linux の製品サポートをしておりますが、その中から今回は Oracle Linux について紹介をしていきます。

Oracle Linux の主な特徴として、「ダウンタイムゼロでパッチの適用ができる」という点があります。パッチの適用で、たとえばカーネルアップデートを実施する場合、通常は OS の再起動を行う必要がありますが、Oracle Linux の場合は OS の再起動をすることなくカーネルアップデートができます

ミッションクリティカルなシステムでサービス停止はビジネスに多大な影響を及ぼしますので、パッチ適用時のダウンタイム発生の課題を抱えるお客様にとって Oracle Linux の導入はベストプラクティスになります。

※ なお、ダウンタイムゼロを実現できるソフトウェアを Ksplice といいます(プレミアムサポートでのみ利用可能。)。使い方などの詳細は次回以降の記事でご紹介します。

また、Oracle Linux のライセンスは、Oracle 社が提供するポータルサイトを通じて Oracle 社のバックエンドサポートが受けられることや、バグフィックスや ERRATA 情報、パッチの取得などのサービスを受けることもできます。

本記事では Oracle Linux を利用するうえで必要な Oracle アカウントの作成や My Oracle Support の登録方法、Oracle Linux 6 のインストールまでを紹介していきます。



  • Oracle アカウントの登録方法について

  • Oracle アカウントは、オラクル社の提供する様々なオンライン・アプリケーションやサービス (My Oracle Support 等) にアクセスするために必要なアカウントです。それらのサービスを利用するには最初にOracle アカウントを作成する必要があります。

    1. My Oracle Support のページより、新規ユーザーはこちらで登録してください をクリック。

    2. 「MyProfile – アカウントの作成」の画面が表示されるので、必要事項を入力し「作成」ボタンをクリック。


  • My Oracle Support の登録方法について

  • 1. My Oracle Support のページより、「サインイン」をクリック。

    2. Oracle アカウントで登録したユーザ名とパスワードを入力し、「サインイン」ボタンをクリック。

    3. サポートID をフォームに入力し、「アクセスのリクエスト」ボタンをクリック。

    4. 検証済みのサポートID が表示されるので、「次」のボタンをクリック。

    5. 連絡先情報の指定に登録するユーザーの情報を入力し、「次」のボタンをクリック。

    6. 「使用条件に同意して送信」の画面が表示されるので、「My Oracle Support使用条件に同意します」にチェックを入れ、「送信」ボタンをクリック。

    7. 「登録が完了しました」と表示されるので、サポートID の管理者にて承認を行う。

    8. 手順 1. の画面で「サインイン」をクリック。

    9. 手順 2. の画面でユーザ名とパスワードを入力し「サインイン」をクリック。

    10. My Oracle Support のダッシュボード画面に移動する。

    以上で登録は完了です。

    My Oracle Support ユーザー・アカウント作成と管理の詳細については下記、オラクル社より提供されている下記のドキュメントをご確認ください。

    http://www.oracle.com/jp/support/mos-user-account-guide-079778-ja.pdf


  • Oracle Linux のインストールについて

  • 以下に Oracle Linux のインストール手順を記載します。なお、今回の手順の例はデスクトップ環境のインストール手順になっています。

    1. PC にインストールメディアを入れて起動させると、「Welcome to Oracle Linux Server ...」と表示されるので、「Install or upgrade an exusting system」を選択。

    2. インストールの前にメディアのテストを実施するかどうかの画面が表示されるので「Skip」をクリック。

    3.「Next」をクリック。

    4. インストール時に使用する言語を選択する画面に移るので「日本語(日本語)」を選択し、「次」ボタンをクリック。

    5. キーボードの言語選択画面に移るので、「日本語(日本語)」を選択し、「次」ボタンをクリック。

    6. 使用するストレージデバイスの画面に移るのでデフォルトの「基本ストレージデバイス」を選択し、「次」ボタンをクリック。

    7.「ストレージデバイスの警告」の画面に移るので、「はい。含まれていません。どのようなデータであっても破棄してください。」をクリック。(今回はストレージデバイスにデータが含まれていないものとします。)

    8.「ホスト名」のフォームに使用するコンピュータのホスト名を設定する。

    9. タイムゾーンの設定画面に移るので、「アジア/東京」を選択し「次」ボタンをクリック。

    10. root のパスワードを決める画面に移るので、「rootパスワード」と「確認」のフォームに root ユーザのパスワードを入力し、「次」ボタンをクリック。

    11. インストールタイプの選択画面に移るので、今回は「すべての領域を使用する」を選択し、「次」ボタンをクリック。

    12.「変更をディスクに書き込む」ボタンをクリック。

    13. 今回はデスクトップ環境を利用するため、「Desktop」を選択し、「次」ボタンをクリック。

    14. インストールが完了したら、「再起動」ボタンをクリックし再起動する。

    15. 再起動すると「ようこそ」の画面が表示されるので「進む」ボタンをクリック。

    16. ライセンス情報の画面に移るので「はい、ライセンス同意書に同意します」を選択し、「進む」ボタンをクリック。

    17. 「ソフトウェア更新の設定」画面に移る。今回は未だネットワークの設定が行われていないため、以下のような画面のメッセージが表示される。ここでは無視して構わないので「進む」ボタンをクリック。

    18.「ユーザの作成」画面に移る。ここでは、一般ユーザの作成ができるので、ユーザ名およびパスワードを設定し、「進む」ボタンをクリック。

    19.「日付と時刻」の画面に移るので、時刻の設定を行い「進む」ボタンをクリック。

    20. Kdump の設定画面に移る。kdump を有効にする場合は、「kdump を有効にしますか」にチェックを入れ、kdump メモリーを設定する。設定が完了したら、「終了」ボタンをクリック。

    21. ログイン画面が表示されるので、ユーザ名とパスワードを入力し、「ログイン」ボタンをクリック。

    なお、ネットワークの設定は システム -> 設定 -> ネットワーク接続 から設定できます。本記事では、DHCP で設定します。この後の「Unbreakable Linux Network」の登録でネットワーク接続が必要になりますので、予め設定をしておいてください。

  • Unbreakable Linux Network の登録方法について

  • Unbreakable Linux Network (ULN) は、Linux ソフトウェアパッチ、更新、修正プログラムを提供するサイトです。カーネルやその他ソフトウェアの更新プログラムを利用することができます。ULN を利用する際は、Oracle アカウントで登録したメールアドレスとパスワードが必要です。

    1. システム -> 管理 -> ULN 登録 をクリック。

    なお、端末を起動し、rhn_register コマンドから起動する方法もあります。

    2. 「ソフトウェアの更新を登録中」というウインドウが開いたら、「進む」ボタンをクリック

    3. 「アカウント情報の入力」の画面で以下の 項目を入力し「進む」をクリック。なお、CSI については、こちら をご確認ください。

    5. 「システムプロフィールの作成」の画面で、システム名を入力し「進む」ボタンをクリック。

    6. 「システムのサブスクリプションの詳細を確認」の画面が表示されましたら、「進む」ボタンをクリック。

    7.「ソフトウェア更新の設定を終了」の画面が表示されましたら、「終了」ボタンをクリック。

    以上で登録は完了です。おつかれさまでした。

    Unbreakable Linux Network は、こちら からログインすることができます。

    次回は、ksplice の紹介をしていきます。

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