2012年12月5日水曜日

Red Hat Enterprise Virtualization 3.1 リリース!

こんにちは、OSSテクノロジーセンターの原です。

米 Red Hat より Red Hat Enterprise Virtualization 3.1 (RHEV3.1) がリリースされました

この RHEV3.1 はマイナーアップデートながら、RHEV3.0 から非常に多くのアップデートが含まれています。

以前の RHEV3.0 はプラットフォームとして JBoss EAP5 を使用していましたが、このアップデートからは EAP6 を使用して提供されます。また、RHN の RHEV-M の提供チャンネルも追加変更されているので、RHEV3.1 を利用する場合、以下のチャンネルを有効にします。(Red Hat Network クラシック管理の場合)

  • Red Hat Enterprise Virtualization Manager (v.3.1 x86_64)
    • 別称: rhel-x86_64-server-6-rhevm-3.1
    • Red Hat Enterprise Virtualization Manager を提供します。
  • JBoss Application Platform (v 6) for 6Server x86_64
    • 別称: jbappplatform-6-x86_64-server-6-rpm
    • Manager を稼働させるアプリケーションプラットフォームの対応リリースを提供します。

それでは早速新機能のハイライトを確認していきましょう。

  • Web Admin
    • フル HTML ベース の Web 管理画面。
    • 以前は Internet Explorer でしか利用できなかったが、Linux の Firefox などでも利用可能。
    • 実行中のタスクの一覧画面を改良。
  • Internationalization
    • Web 管理画面の多言語化。
    • もちろん日本語も利用可能。
  • Remote Database
    • 以前は rhevm-setup 時、ローカルに PostgreSQL がセットアップされましたが、リモートの PostgreSQL を選択可能に。
  • Reports Integration
    • 以前は Report Portal として独立して提供されていた機能の Web 管理画面への統合。
    • 管理ポータルとレポート画面のシングルサインオン化。
  • Improved Scalability
    • 最大 160 仮想 CPU、2TB 仮想メモリー (1 仮想マシンあたり)
  • P2V
    • RHEL6.3 に同梱された virt-p2v を利用した物理環境から仮想化環境への容易なシステム移行。
  • Quotas(Tech Preview)
    • CPU、メモリー、ストレージに対するクオータ機能。ユーザ毎に設定も可能。
  • Live Snapshots
    • 仮想マシンが起動中でもスナップショットをとることが可能。
    • スナップショットから新たに仮想マシンをデプロイすることも可能。
  • Storage Migration(Tech Preview)
    • ストレージドメイン間のライブマイグレーションが可能。
  • Disk Management
    • ストレージドメインと外部ディスクの独立した管理タブ UI の追加。
  • Direct LUN
    • FC/iSCSI の LUN を UI から仮想マシンへ直接接続可能。
  • Hot-Plug Disk
    • 仮想マシンのディスクイメージのホットプラグ / アンプラグ
  • Hot-Plug NIC
    • 仮想マシンの NIC のホットプラグ / アンプラグ
  • GlusterFS Integration(Tech Preview)
    • Red Hat Storage のノードの管理が RHEV-M の Web UI から可能。
  • Linux CLI
    • 新しいコマンドラインツール、パッケージの提供 (rhevm-shell)
  • Python SDK
    • 開発者向け Python SDK
    • eclipse のプラグインとして利用可能。
  • All-in-one plugin for RHEV-M(POC: Proof Of Concept)
    • 主に検証用に RHEV 環境を 1台のマシンで構築可能。

ざっと確認しただけでこれだけ多くの新機能があるようです。

特に Live Snapshots、Direct LUN、Storage Migration 辺りの機能を待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。


なお、毎回好評を頂いております弊社『Red Hat Enterprise Virtualization 無償ハンズオンセミナー』も、来年開催よりこのアップデートに追従し、最新の内容をご案内いたします。

機能強化がなされた RHEV を実際にお試しいただけますので、この機会を是非ご活用ください。


インフォメーション|Red Hat|サイオステクノロジー株式会社

http://i.sios.com/products/oss/redhat/info/

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