2013年4月10日水曜日

オープンソースのアンケートシステム「LimeSurvey」を使ってみよう ~アンケート作成編~

おひさしぶりです。サイオステクノロジーの貝野です。

かなり間が空いてしまいましたが、前々回、前回でご紹介した Limesurvey の続きです。
※前々回はインストールの手順、前回は設定方法のご紹介をしました。

今回は、アンケートの作成方法をご紹介します。

・アンケートの作成

まず、Limesurvey にログインします。

http://$HOSTNAME/limesurvey/admin/admin.php

ログイン後、[アンケートの作成/インポート/コピー]アイコンをクリックします。

アンケートの情報入力画面が表示されますので、必要に応じて入力します。

項目名   説明
題名 アンケートのタイトルを入力します(必須入力)。
タイトルは、すべてのアンケートページに表示されます。
摘要 アンケートの詳細を入力します。
本項目には、HTML を使うことが出来ます。
ようこそメッセージ アンケート回答者がログインした際、本メッセージが表示されます。
終了メッセージ アンケート終了後に、本メッセージが表示されます。
管理者名 アンケートの管理者名を入力します(デフォルト値は、admin ユーザ名)。
管理者 E-mail 管理者のメールアドレスを入力します(デフォルト値は、admin ユーザのアドレス)。
本アドレスは、回答者に送られるメールの返信先として設定されます。
Fax番号 Fax番号を入力します。

情報入力後にアンケートを保存すると、以下の画面が表示されます。
この段階では、まだアンケートの大枠を作っただけなので、ここに「質問グループ」
および「質問」を追加していきます。

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・質問グループとは

質問を管理する単位です。
質問を作成する際、必ず質問グループを設定する必要があります。
アンケートの回答画面は、質問グループごとに質問が表示されます。

・質問とは

アンケートの質問内容です。
質問にはさまざまな種類があり、自由記述形式や、選択リスト形式、ラジオボタン形式などがあります。
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まずは、質問グループを追加します。
「質問グループ」プルダウンの右にあるアイコンをクリックします。

質問グループの題名、および摘要を入力します。

質問グループが作成されました。
質問グループのプルダウンを確認すると、今作成した質問グループが選択されている状態になっています。

次に、質問を追加します。
「質問」プルダウンの右にあるアイコンをクリックします。

質問の入力画面が表示されますので、必要に応じて入力します。

項目名   説明
質問コード IDや番号、コードなどを設定します。
出力・評価を行う際、コード別に結果を抽出することができます。
質問 質問文を入力します。
本項目には、HTML を使うことが出来ます。
ヘルプ 質問に対する詳細な解説をつけることが出来ます。
ヘルプを入力すると、アンケート回答画面に[?]のアイコンが表示され、それをクリックすると
本項目に入力した内容を見ることが出来ます。
質問タイプ 質問のタイプ(自由入力、選択式など)を選択します。
質問グループ 質問グループを指定します。
質問を強制 テキスト入力以外の項目について、必須入力/選択にすることができます。
検証(Validation) 正規表現を用いて、入力内容が適切かの検証ができます。

※[アドバンスド設定]をクリックすると、より詳細なパラメータが表示されます。

質問の登録が完了すると、以下のように表示されます。

さらに質問を追加したい場合、新たに質問グループを作成するか、対象の質問グループをプルダウンから
選択し、同様の手順で質問を作成します。

今は質問はひとつだけにして、質問の作成は完了とします。

・アンケートの実行

アンケートは、作成後に「実行」することで、初めて他の人が見ることができるようになります。

アンケートを実行するには、[アンケートを実行]アイコンをクリックします。
(少しわかりにくいですが、以下の緑の三角印が該当します)

アンケート実行の確認画面が表示されるので、[アンケートを実行]ボタンをクリックします。

アンケートが実行されました。
実行した段階では、オープンアクセスモード(誰でもアンケートにアクセスできる)状態になっています。

[わからない]ボタンをクリックすると、オープンアクセスモードのままでアンケートが公開されます。

[クローズド・アクセスモードに変更]ボタンをクリックすると、「トークン」が作成され、
クローズド・アクセスモード(アンケートの公開範囲を限定する)でアンケートが公開されます。

「トークン」とは、非匿名のアンケートを実施する際に使用する仕組みです。

トークンを用いてアンケートの公開範囲を限定する方法は色々あります。
例えば、対象者の情報を直接トークンに設定する方法や、CSV ファイルを用いて一括で対象者の情報を
インポートする方法などがあります。

トークンの設定方法に関しては、少し長くなりそうなので次回の記事でご紹介します。

・アンケートの確認

以上の手順で、アンケートを実施するための準備は完了です。
最後に、出来上がったアンケートがどのようになっているか、確認をしてみましょう。

画面上部の、「アンケートの一覧」アイコンをクリックします。

作成したアンケートの一覧が表示されます。
先ほど作成した「サンプルアンケート」の SID またはアンケート名のリンクをクリックします。

アンケートの概要画面が表示されます。
「アンケートURL:(日本語)」がアンケートの URL になりますので、URL のリンクをクリックします。

アンケートのトップページが表示されます。
アンケートの途中でブラウザを閉じた場合などは、[前回終わらなかったアンケートのデートを読み込む]ボタンを
選択することで回答途中のデータを読み込んでくれます。

今回は初めて回答するので、[次へ]ボタンをクリックします。

質問内容が表示され、アンケートが開始されます。
質問は質問グループごとに表示され、画面上部に % で進捗率が表示されます。

質問に対する回答を入力(項目によっては選択)し、[次へ]ボタンをクリックします。

アンケートが完了すると、以下の画面が表示されます。

アンケート完了画面に表示される文字列は、アンケートの情報入力画面にて入力した「終了メッセージ」の内容です。

今まででインストールから初期設定、アンケートの作成までの一通りの流れをご紹介しました。
質問を作成するために、「質問グループ」を都度指定しないといけないのが少し面倒に感じましたが、
質問が多くなってくると、質問グループがあることで管理しやすくなりそうですね。

さて、Limesurvey のお話ですが、これではまだまだ終われません。
今回ご紹介できなかった「トークン」機能をはじめ、その他にも様々な機能があります。
次回はその他の機能についてご紹介をしていきます!

以上です。

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